2024年11月12日放送フジテレビ系列生活情報番組「ノンストップ」の
「沼から来た。」のコーナーでおかべなおえさんより
「ぬか漬けの漬け方」が紹介されたのでシェアしたいと思います!
「ぬか漬け作り」のおきて
①ぬか床には「生ぬか」を使うべし!
- 精米したばかりの米ぬかにはうまみ・甘みがある!
- 精米店・通販で購入可能
- 保存期間:常温で3~4日
※「ぬか漬けキット」のぬかは「煎りぬか」が使われてることが多く、熱を通してしまうと菌が死んでしまうため生ぬかを推奨!
②ぬか床は食べて状態を確認する!
ぬか床が完成するまでに2~3週間かかりますが、状態を確認するには実際にぬかを食べて味を確認するのが良い!
※ぬかを食べることに抵抗ある方は下漬けのクズ野菜を食べてみるのでもOK!
スタジオでは1週間と2週間のぬか床を食べ比べしていました!
2週間のものの方が酸味が強かったそうです!
③食材は塩もみして漬けること!
塩もみすることで野菜の表面に傷をつけ、浸透圧を高め浸かりムラをなくして美味しく漬けるため。
また野菜の表面の色もよく綺麗に出ます。
①塩を手に取り、食材にすり込みます。
→【ポイント】塩で食材に細かい傷をつけ、すり込むイメージでこする!
②表面が食材の水分で濡れてきたらぬか床は入れます。
→【ポイント】塩もみはぬか床の上で行うと、塩がこぼれてもぬか床に入るのでOK!
代表的な野菜
【きゅうり】
・ヘタを切って塩もみ
・常温で5時間~半日漬ける
【大根】
・輪切りにして塩もみ
・常温で1日~2日漬ける
④「ぬか床」から出したら早く食べること!
乳酸菌は空気に触れると死んでしまうので、早めに食べた方が風味が良い!
そのためおかべさんはいつもぬか漬けは最後に食卓に出すそうです!
ぬか床作りの材料
- 生ぬか:1㎏
- 水:1リットル
- 塩:100g
- 昆布:約10㎝
- 赤唐辛子:適量
- くず野菜:適量(ぬか床を発酵させるための野菜)
- プラスチック容器など:3.2L
ぬか床の作り方
生ぬかに塩を入れ混ぜます。
水を加えよく混ぜます。
ぬかが耳たぶほどのやわらかさになったらぬか床用容器に移します
ぬか床の発酵を促すため、野菜のクズを入れます。
ぬか床に赤唐辛子・昆布を入れ空気を抜くように指で軽く押さえます。
1日1回ぬか床を混ぜます。今の時期(秋)なら2~3週間で本漬け出来るぬか床が完成します!
ぬか床の保管場所
ぬか床は暖かい時期は冷蔵庫へ保管します、17度ぐらいを下回ったら常温で保存も可能!
乳酸菌は温度変化に弱いため、冷蔵庫から常温に移す際はなるべく一度保冷バックに入れた方が良い。
シンク下の保管は×!
シンク下は風通しは悪く、雑多な菌が多いため良くない。
ぬか床の保存場所は風通しの良い場所・温度変化のない場所がGOOD!
その他注意事項!
・1日1回混ぜる際は天地をひっくり返すように混ぜること!
・ぬか床にカビが生えたら1~2㎝すくって捨てればOK!
・白いのはカビではなく酵母なので混ぜちゃってOK!
家を空ける時は?
1・2週間以内であれば、野菜を全部取り出し、塩をふってラップをします。
3か月などの長期の場合は多めの塩をぬか床に混ぜ塩分濃度を上げてラップします。
※冷凍保存も可能だが、菌が半分ほど弱ってしまうので味を戻すのに時間がかかってしまう。
ぬか床の味が変!?リカバリー方法!
味がおかしい時は雑菌が繁殖!
塩分が足りない場合→塩
水気が多い・旨味が足りない場合→昆布
甘みが足りない場合→サツマイモ(茹でたもの・皮ごと)
雑菌が繁殖し味が変な場合→赤唐辛子・サンショウの実
おかべさんのぬか漬け
容器は家族4人の食材が漬けられ食材を見失わない程度の大きさ!
↓おかべさんはこちらに似たホーロータイプの容器を使用していました!
おかべさんは、
きゅうり
人参
大根
ピーマン(種をちゃんと取る)
こんにゃく(茹でてあくをとったもの)
柿
を漬けていらっしゃいました!
さいごに。
この記事は「【ノンストップ!沼から来た。】ぬか漬け・ぬか床の作り方 byおかべなおえ【11月12日放送回】」について書きました!
ご参考になれば幸いです☆