2024年12月22日放送のTBSドラマ
神木隆之介さん主演
日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」の
最終回のネタバレと感想のご紹介です!
こんにちは!anoneです☆
前回のお話は、
端島の復活に未来を約束する鉄平と朝子。
しかしリナと誠の件ですれ違い気味。
現代では端島のフィルムを所有する“古賀”という人物が現れて…!?
ついに完結!70年にわたる愛の物語!最終話ネタバレです!
ネタバレを含みますので未視聴の方はご注意ください!
↓前回第8話のあらすじ感想はこちら☆
海に眠るダイヤモンド第8話 ネタバレ
あらすじは公式サイトを参照ください☆
1965年 端島・盗撮された写真
鉄平の父・一平が亡くなり四十九日を迎えた頃、荒木家を監視する謎の影が。
ある日鉄平の元に封筒が置かれているのを発見します。
中には写真が入っており、それは鉄平やリナを盗撮した写真で鉄平たちに顔にはタバコを押し付けられたような跡が残っていました。
リナは元妻「栄子」になりすます
鉄平がリナと誠と長崎の病院へ行った際、リナの事情を知った鉄平は進平の元妻の死亡届が出されていないことを利用し、
リナを元妻「栄子」と偽り、故・進平との子供として誠の出生届を出したのでした。
駆け落ち
リナの事情や兄・進平が犯してしまった罪、不穏な写真など悩みは尽きない鉄平でしたが朝子との未来に希望を抱く気持ちには変わりはありません。
食堂へ行き朝子に「今晩話したいことがある」と約束を取り付けた鉄平。
朝子は仕事を終え、鉄平を待ちますが彼が姿を現すことはありませんでした…。
鉄平とリナが小舟に乗って島を出る様子が目撃されており、島中で2人は駆け落ちしたと噂になっていました。
誠がさらわれた、あの日の詳細
鉄平とリナが姿を消したあの日、昼にリナが義母ハルのお使いから帰宅すると誠が姿を消していました。
誠の布団には封筒が置いてあり、そこには「誰が殺した?」と書かれた進平が射殺した「門野鉄」の写真が!
リナは急いで鉄平の元へ行き「誠がさらわれた!」と言います。
その晩鉄平とリナはハルに事情を話します。
鉄平は荒木家を監視しているであろう犯人を誘き出し、誠を先に返すように説得します。
犯人は「門野鉄」の兄貴分で誰が鉄を殺したのか探しに来たのでした。
誠を殺されそうになった鉄平は仕方なく、「俺が殺した!」と言います。
鉄平は「自分一人でやった!悔しかったら殺してみろ!」とヤクザに言い放ち、誠を抱えて逃げます。
そしてリナと小舟に乗って逃亡するのでした。
百合子のネックレス
鉄平とリナがいなくなってから一か月経ちました。
島の中では鉄平たちの噂で溢れかえっている中、百合子は朝子を心配するも、朝子は自分よりハルの心配をしていました。
そんな朝子に百合子は自分が身に着けていたネックレスを「お守り、預かってて」とつけてあげます。
朝子は鉄平を忘れようと花瓶にしてた空き瓶を捨て、池ヶ谷虎次郎との付き合いを前向き考えるのでした。
1973年 鉄平のその後
居場所を転々としていた鉄平は長崎の教会に賢将を呼び出します。
久しぶりにあった賢将は「散々探した!」と怒りを露にします。
鉄平はずっと一人居場所を変えて転々とし追手から逃げていました。
そしてたまにハルとリナ、誠が暮らす家へと帰ります。
朝子へ手紙を書いては結局出せずに逃げ続ける日々。
今回賢将と会い「端島閉山は本当なのか?」と尋ねます。
その頃朝子はすでにお母さんになっていました。
朝子の写真を見て「幸せそうで良かった」とつぶやく鉄平。
日記を塗りつぶしたのは鉄平!
鉄平は人目を避けながら賢将にまた会います。
その際賢将が「端島の記録を残したいから協力してほしい」と言うと、
鉄平は持ち歩いていた日記10冊を賢将に渡します。
渡す前に朝子に関する部分や外勤に関する記述を破ったり、塗りつぶしたりするのでした。
そして鉄平はまるで最後の別れのように賢将にさよならを言うのでした。
破られたページには鉄平がリナと誠の付き添いで長崎に来るたびに、朝子へのプロポーズで渡すギヤマン作りを工房に通い行っていたことが書かれていました。鉄平は逃亡中もそのギヤマンを大事に持ち歩いていました。
2018年 東京
玲央たちは鉄平の手がかりを探しにオークションで出会った「古賀孝明」と名乗る人物の家を訪れました。
古賀孝明は賢将と百合子の息子でした。
そして「鉄平の日記」は古賀孝明がいづみに渡したと言うことが判明。
日記は亡くなった父・賢将の遺品の中にあってそこには「自分になにかあったら池ヶ谷朝子さんに渡してほしい。」というメモが挟まれていました。
しかし孝明自身は鉄平については何も知りませんでした。
賢将は今年(2018年)の春、百合子は20年前に病気で亡くなったそうです。
賢将が朝子に直接日記を渡さなかったのは「それが朝子のためになるのか分からなかったから」とのことでした。
それにしても鉄平の日記を入手先が賢将だったとは!
澤田の正体は荒木誠
玲央は孝明から「鉄平の日記」は11冊あるという事実を知ります。
それは鉄平が島を出てからの続きの日記の存在でした。
玲央が急いでいづみに確認すると、秘書澤田が11冊目を隠していたことが発覚!
それは澤田がいづみに読ませたくなかったという理由からでした。
澤田は自分のことを語りだします。
生まれは端島で「澤田」という名字は妻の名前で旧姓は荒木、父親は進平でした。
澤田が「荒木 誠」だったのです。
澤田はあの夜の詳細を話始めるのでした。
事実を知って驚きを隠せないいづみ。
澤田は朝子のことを知っていて秘書になったこと、母・リナは14年前に肝臓を悪くして亡くなったこと、そして朝子に償いをしたくて秘書になったことなどを話します。
いづみは「あなたに罪はない、生きててくれて良かった。」と澤田の手を握るのでした。
澤田の話によると鉄平はあの後すぐ長崎の警察へ行き事情を話しましたが相手にされなかったとのこと。
それからの鉄平の消息は澤田も分からないままでした。
そして11冊目の日記が澤田から渡されます。
鉄平はいづみに「端島へ行こう!あの夜の朝子を迎えに行こう!」と誘うのでした。
いざ、端島「軍艦島」へ
玲央といづみは端島「軍艦島」へ行くため長崎を訪れました。
いざ端島へ足を踏み入れたいづみは昔を思い出しながら興奮気味に走り出します。
朝子の食堂「端島銀座」や鉄平がいた外勤の「詰所」などいづみは興奮しながら玲央に教えます。
そして島を案内してくれている船長が前に荒木鉄平らしき人物を船に乗せたと話し始めます。
その人物は「ダイヤモンド(ガラスの瓶)」を上の方に置いてくると言っていたという。
それを聞いたいづみはいても立ってもいられなくなり、その「ダイヤモンド」を取りに行こうとしますが玲央たちに必死に止められるのでした。
その晩落ち込んでいるいづみの部屋に玲央は古賀孝明から受け取った端島のフィルムを見せに行きます。
そこに映っていた鉄平は実際は玲央にはあまり似ていない人物でした。
でもいづみは玲央に出会った時、確かに鉄平に似ているように見え、思わず外勤みたいに声を掛けてしまったと言います。
その時軍艦島へ連れて行ってくれた船長から「鉄平の住所が見つかった」と連絡が入ります。
鉄平の居場所
連絡をもらった場所へ行ってみるとそこはボランティアの寄り合い所でした。
荒木鉄平は8年前に亡くなっていました。
鉄平は市のボランティアをしており、身寄りもいないためこの家を寄贈してくれたとのこと。
1990年頃にこの家を買った鉄平はその頃偽名を使ったりすることもなく、自由を手に入れていました。
そしてそのお家のカーテンを開けると、庭には一面のコスモスの花畑が!
驚き思わず駆け寄るいづみ。
「みんな眠っている、私の中に。」
といづみの中の端島には今もあの頃のみんなが住んでいて、朝子に鉄平が「お待たせ」と言ってギヤマンを渡してプロポーズをするのでした。
2024年
喫茶店で待ち合わせたいづみと玲央。
玲央は髪を黒く染め、ツアーガイドの仕事をしていました。
そんな玲央の表情はキラキラと輝いています。
「見たはずのない景色を夢に見る」
「広大な海原 海に浮かぶいくつもの島」
「何千万年もの昔に芽生えた生命が 海の底で宝石へと変わる」
「見えなくてもそこにある ダイヤモンドのように」
おわり。
ネタバレ まとめ
・鉄平とリナ(誠)逃亡の理由
→「門野鉄」の兄貴分が敵を取りに来て誠の命を狙ってきたから。
・鉄平のその後現在
→長崎でボランティアをしていて8年前になくなった。
・鉄平の日記隠ぺいの犯人と理由
→日記を破ったりしたのは鉄平自身で朝子のため。
・玲央の素性、父親は誰?
→玲央は端島に関係する人ではなかった。顔も実際は鉄平とあまり似ていない。
・秘書・澤田の正体
→荒木誠
感想
鉄平はやはり「正義感に溢れた人」でしたね。
あの追手との対峙の場面で兄の進平が犯人だと言ったら息子の誠が殺されるし、
言わなければ島の人々が危ない目にあってしまう。
「自分が犯人だ、自分を殺せ」と自分に的を絞らせ、全部を抱え込んでしまった鉄平。
それから約20数年に渡る逃亡の日々。どんなに辛かったのでしょう。
ギヤマンは結局朝子の手に渡らなかったけど、庭一面のコスモスは朝子の元へ届きましたね!
玲央はてっきり荒木誠の息子だと予想していましたが、何者でもなかった!w
なんなら実際は玲央と顔があまり似ていないという驚きのオチ!!w
澤田の正体は私は特に考察していませんでしたが、「荒木誠」説が人気だったのもあってまさにその通りでしたね!
鉄平までいなくなったことでハルが不憫でならなかったけど、あの後リナたちと合流して一緒に暮らしていたみたいで良かった!
もう正直怒涛の最終回で頭の中がまだまだ整理出来ていませんが、「感動した」という言葉とはまた違う、どこか複雑な感情が巡っている状態です!
やっぱり鉄平には朝子と結婚して普通に幸せになってもらいたかったなー!
リナさえ端島に来なければ!!と思ってしまいそうですが、リナも幸せになりたくて、普通の暮らしがしたくて端島に必死で逃げてきた身なんですよね。
あのコスモスの花畑のある家で暮らした晩年の鉄平がどうか幸せであったことを願うばかりです。
さいごに。
ついに最終回を迎えた「海に眠るダイヤモンド」!
端島という実在した島での暮らす人々の様子、
鉄平たち登場人物の心情に何度引き込まれたことでしょう!
神木さんの2役、ホントに素晴らしかったです!
つたない文章ではありますが、
読んで頂きありがとうございました☆