こんにちは!anoneです!
「海のはじまり」第四話のあらすじ&感想いってみよー!
ネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください!
【海のはじまり第四話】あらすじ
①プロローグ
砂浜で写真を撮ったり、砂のお城を作ったりと一緒の時を過ごす夏と海。
その様子を海の祖父母の翔平と朱音は車の中から微笑ましく眺めています。
「水季が生きててくれたらな。」とつぶやく翔平。
朱音は思わず砂浜で二人に駆け寄る水季の姿を想像して涙ぐむのでした。
②「決めさせる」弥生
その晩海は夏と砂浜で遊んだ出来事を津野に電話して話します。
ふと海は「なんで前みたいにいっぱい会えないの?」と津野に尋ねます。
「海ちゃんのパパじゃないからかな・・・。」と返す津野。
一方夏は恋人弥生のアパートを訪ねます。
そしてとりあえず決めたこととして、「海とできるだけ一緒にいることにした。」と弥生に報告します。
それに対し弥生は「無責任だ。」と夏を責めるように言います。
(夏)「決めさせようとしないで!めんどくさくて先延ばしにしてるわけじゃないよ。」
(弥生)「ホントそう。決めさせたかったのかも。早く海ちゃんのお母さんになりたいだけ。」と真意ははぐらかす弥生。
夏は帰り際に「本当に話したかったことは話せるときに聞くよ。」と弥生に言うのでした。
③弥生の妊娠と元カレ
喫茶店で「病院でもらって今(妊娠)三か月みたい。」とエコー写真を元カレ悠馬に見せる弥生。
驚いた様子で「そっか・・。(手術)いつにするの?早い方がいいんでしょ?費用全額出すよ。」という悠馬。
その返答に戸惑いつつ「ありがとう・・・。」と返す弥生。
「良い選択だと思うよ。お互い仕事のキャリア築いた上で良いタイミングで家庭築こうよ。」と悠馬は言うのでした。
弥生はここで仕事をしていくといい、コーヒーのおかわりを頼みます。
伝票をみて「ノンカフェインコーヒーでよろしいですか?」と尋ねる店員に
弥生は「普通ので。」と答えますが結局一口も口をつけることのないまま喫茶店を後にするのでした。
④それぞれの母親
出雲家で両親に妊娠のことを報告する水季。
おろすということを選択した水季に弥生は、
「お母さんは水季に会いたくて頑張って頑張って妊娠出産したんだよ!」と言い聞かせようとしますが、
「母親ってそうじゃない女より偉いのかよ!」と反発する水季。
一方妊娠したことを電話で母親に報告する弥生。
母親は「(相手が望まないなら)おろしな。」と言い、
「一人で育てるのって・・」と言いかける弥生でしたが、
母親は「わたし無理だからね。」と冷たく返すのでした。
⑤水季の父
母親と妊娠のことで言い合った後自分の部屋で荷物をまとめる水季の元にやってきた父翔平。
「本当は産みたいの?」と翔平が尋ねると、
「相手に似るなら産みたい。でも責任は負わせたくない。」と言う水季。
後日出産することを決めた水季が「お母さんになれるかな。」と不安をこぼすと翔平は、
「じゃあもうお母さんだよ。そう簡単に始めたりやめれたりするもんじゃないよ。孫すごい楽しみ!」と
水季を励まします。
⑥シャワー
中絶手術を受けて病院から帰宅する弥生。
お風呂の浴槽を掃除していると滑って尻餅をついた時咄嗟にお腹をかばってしまいます。
「・・・もう、いないんだった。」
と泣き崩れる弥生。
シャワーから水を出し、服を着たまま涙を、そしてすべてを洗い流すかのように浴びるのでした。
⑦弥生の告白
喫茶店に報告したいことがあると夏を呼び出した弥生。
弥生は「殺したことある。産んでたら海ちゃんくらいの子。」と話し始めます。
「罪悪感みたいのがずっとあって。自分のために親になりたかっただけ。」
「ごめんなさい、ホントずるかった。これを言う前に海ちゃんに関わるの良くなかった。」
とおもむろにブレンドコーヒーを飲む弥生。
それに対し夏は、
「俺は気にしないし悪いこととも思っていない。」
「海の母親になりたいと言ってくれたことは本当に嬉しかった。」と答えます。
しかし弥生は「許しが欲しいわけじゃなくて。自分で自分がどうしたって許せない。」
「海ちゃんにも水季さんにも失礼すぎる。」と涙を流し、喫茶店を後にするのでした。
⑧海の言葉
南雲家で一緒に過ごす海と夏。
海は「弥生ちゃんは?何か傷つけるようなこと言ったんじゃない?」と言うと。
「何それ・・。急に大人みたいなこと。」と少し驚く夏。
海は電話してみたらと提案しますが、夏はもう少し待ちたいと答えます。
その晩弥生のスマホに海から電話がかかってきます。
(海)「(夏君が)さみしそうだったよ。喧嘩したの?夏君が悪いこと言ったの?」
(弥生)「してないよ。私が悪口言っちゃったから傷ついてるんだと思うよ。」
(海)「夏君好き?また3人で遊ぼう。」
(弥生)「…うーん。どうかな。」
(海)「弥生ちゃん、海のママじゃないから一緒にいれないの?海のせい?」
(弥生)「違うよ。海ちゃんは何も悪くない。」
(海)「夏君も弥生ちゃん悪くないって言ってたよ。」
「誰も悪くないのに、みんな好きなのに、夏君と一緒にいちゃダメなの?」
(弥生)「そうだよね。」
と静かに涙を流す弥生でした。
⑨仲直り
公園で待ち合わせをする海と夏。
そこに弥生も現れます。
(弥生)「海ちゃん、友達作るの早いね。人見知りないのかな、月岡君の子供なのに。水季さんに似たんだ?」
(海)「たぶん、誰とでも仲良くなるタイプだったから。」
(弥生)「それと引っ張っていってくれるタイプ。誰にも相談とかしない、自分の意志貫くかんじ。」
「私は相談したいタイプ。本当はもっと人に寄りかかりたい。」
「月岡君は決めれなくて迷っちゃうかんじがたまにイラっとするんだけど、一緒に迷えるのは助かる。さみしくない。」
笑い合う二人なのでした。
そして3人で出雲家を訪れて、水季の仏壇に手を合わせる弥生。
夏は朱音に夏休み1週間あるから海と過ごしたいと言うと、
朱音は一週間ここに住めばと提案します。
「知らないことって、知ろうとするしかないのよ。」と。
⑩エピローグ
病室のベッドの上で絵本を読む水季と海。
読み終わると「死んじゃって可哀想」と感想を述べる海。
「でも生きてた時幸せだったかもしれないよ。幸せって自分で決めることだから。」
「ママはすっごく幸せ」とぎゅっと海を抱きしめる水季なのでした。
以上が第四話のあらすじです!
印象的な言葉の連続でついつい長くなってしまいましたw
今回も見所がてんこ盛りでしたね!
産む選択した側と産まない選択した側
今回はとにかく水季と弥生という女性、つまり妊娠して「産む」という選択をした側と「産まない」という選択をした側の
対比の連続が印象的な回でした!
本人だけでなく、彼やまわりの家族の反応が真逆でしたよね。
本当は産みたかった弥生。彼に手術を勧められても一人で育てるという考えも捨てきれず母親に相談してましたよね。
母親は冷たく「無理」と答えていましたが、
もしここで「応援するよ」という返事だったら弥生はシングルでも産んでいた可能性があったかもしれませんね。
今まであまり目立っていなかった水季パパでしたが、今回とっても優しく水季に寄り添うシーンなどあったりして
「なんて良いお父さんなんだ!!」と驚きと感動でしたw
水季と朱音は同姓なのもあって反発しあってしまうのを父親の翔平がうまく取り持ってあげてましたよね。
そして取り持つといえば海ちゃんも気まずい雰囲気になってしまった夏と弥生を取り持っていましたね!
7歳とは思えない大人びた発言をちらほらあって可愛くて笑っちゃいました。
第五話予告
まとめ
今回で弥生が抱えていた悩み葛藤を夏に話すことができ、すべてではないけど消化することができたのかなと思います。
来週は夏が南雲家で一週間暮らすお話になるのかな?
それだけでなく、ついに夏が海を連れて自分の家族に合わせるというちょっと緊迫したシーンもあるみたいなのでお見逃しなく☆