【海のはじまり特別編】津野と水季の純愛ラブストーリ【ネタバレ感想】

ネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください！

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【海のはじまり特別編】あらすじ

①お互い気になる二人

2021年、夏。

水季は海と小さなアパートで暮らしており、

テレビからは連日東京オリンピックの情報が聞こえてきます。

ある朝、図書館司書として働く水季は図書館近くの駐輪場で津野の姿を見つけ

わざとスニーカーの靴ひもをほどき、その場にしゃがんで結び直す水季。

津野は水季に気づき「おはよう」と声を掛け、2人で図書館へ入っていきます。

お昼休み、休憩室で一人で昼食をとる水季のもとへ津野がやってきます。

そして「南雲さんさ、どっか、行きたいところある？」と水季に尋ねます。

2人で気晴らしに出かけないかという津野の提案に

水季は驚きつつ、

「津野さんのこと好きになりたくないんですよ。」

と自分の心に自制をかけていると告白するのでした。

そして津野の分のおにぎりを作ってきたと渡す水季。

「ご飯の時に考えちゃう人ってあれだなって、すでに。」

という水季のセリフに思わず再度デートに誘う津野に、

「行きます！」と水季は即答するのでした。

②デートのはじまり

デートの日、足にネイルを塗ってオシャレをする水季。

海を実家の南雲家に預けに行きます。

オシャレした水季を見て察した母・朱音は、

「子供のこと、忘れていい日もあるよ。」と優しく声を掛けるのでした。

デートを楽しむ津野と水季。

ファミレスでご飯を食べて、プラネタリウムに行きます。

鑑賞中に寝てしまい、ビクッと起きた水季に

「寝てていいよ、終わったら起こすから。」

と声を掛ける津野。

プラネタリウム鑑賞後、

実家から着信があったことに気づき、掛けなおす水季。

海を水族館に連れて行って夕食も食べさせるから、

ゆっくりして来てもよいという知らせでした。

「海が初めてイルカ見る姿をみたかったなー」

「ごめんなさい、私ずっと子供の話してますよね。」

と謝る水季に津野は「いいよ。」と言います。

そしてベンチに腰掛けて靴紐を結ぶ津野の背中に

もたれかかるように座る水季。

大学生ぶりに爪にネイルを塗ったと話し、

「子供いると自分に色がなくなってきます。」

とまた子供とお金の話をしていることにハッとする水季に、

「海ちゃんがいない間やりたいことあったら手伝うよ。」

と津野が言い、

「じゃあ帰ります、家のことしたくて。手伝ってくれますか？」

と水季の希望で一緒にアパートに帰る二人。

③告白、水季の気持ち

水季のアパートで一緒に家事を手伝う津野。

二人でおにぎりを作っていると

近所のパン屋の話題になり、

高いからまだ買ったことがないという水季に、

津野は給料高くないけど貯金はあるし、

３人で住んだ方が家賃省けるしと

遠回しにプロポーズのような事を言います。

「津野さんのことが好きです。」

「でも私の気持ちより、海のことが一番で。」

「海のお父さんとしてずっと考えてたんです。」

と言う水季に「（お父さんになっても）いいよ。」

と答える津野でしたが、

「よくないです。駄目です。」と言う水季。

それでも「一緒にいようよ。」という津野でしたが、

「海がいるから（元カレ夏のこと）絶対忘れられないんです。」

「（津野のこと）好きだなと思う瞬間（夏のこと）思い出して比べちゃう。」

「子供のことが邪魔に感じてしまうようになるのが怖い。」

「海がずっと一番って決めて産んだから。」

「海の話ばかりするの、半分は無意識だったけど半分はわざとです。」

「忘れちゃうの怖いから、二人っきりでいるの楽しいってなりすぎるの怖いから。」

と水季は自分の気持ちを告白するのでした。

ひたすら「いいよ、いいよ。」と答える津野でしたが、

水季の気持ちは変わらないのでした。

④おしまい

後日図書館の休憩室でイヤホンしながら

居眠りしてる水季が目を覚ますと津野も休憩していました。

聞いている曲の話題から元カレ夏の話をする水季。

「今も忘れられないの？」と問う津野に、

「うーん、そういうのじゃないです。手が届かないってかんじです。」

と答える水季。

休憩室のテレビからは東京オリンピックの閉幕の情報が聞こえてきます。

「海ちゃんのことまだ当分手掛かるだろうし、頼って。」

「もし他に頼れる人が出来たらそれはそれで・・・。」

と言う津野に水季は津野を指さしながら、

「こんな相手にもお父さんにも良い人でさえ、私やめといたんですよ？」

「もう恋愛とか楽しいことはもういい。おしまいです。」

「十分楽しみました、余っちゃうぐらい。」

と答えるのでした。

そしてまた二人それぞれの日常に戻っていきます・・・。

水季の気持ち

海のはじまり七話あたりで津野が水季のこと好きだったということが分かりましたが、

その時の様子では水季は津野に気持ちがないような様子に見えたのですが、

実はそんな事なくて水季もちゃんと津野のこと好きで両想いだったんですね！！

だけど海のことを考えたら、後々自分の子供に対する気持ちの変化も怖いから、

津野と付き合うことはやめたってかんじなんですかね。

もちろん夏のことが忘れられないっていうのもあったみたいだし。

津野さん、こんな事があってからも水季と海を側で支えて

水季が病気で苦しむ様子やその後のことも経験して、

そりゃー辛すぎますね！

ひねくれて嫌味も言いたくなりますね？

恋のはじまりのおしまいの描き方

さすが脚本家さんらしいなと思ったのは、

恋のはじまりとおしまいの描き方ですよね。

東京オリンピックの開幕閉幕や

ペディキュアのオンオフで見事に表現されていました！

そして皮肉にも水季と津野の恋が終わりをむかえた頃、

夏と弥生の恋が始まろうとしていたなんて切なすぎる！

しかもちゃんと弥生がペディキュアを塗っている様子を

電話の内容で視聴者に伝えるなんて凄すぎませんかｗ

タイトルの意味

今回の特別編のタイトル、

「恋のおしまい」

ですが見る前はてっきり津野との恋のおしまい

を描いてるんだなと単純に思ってたのですが

水季は津野に限らず、すべての恋はおしまい

にして海のために母親として生きるという

意味も含まれていたんですね！

水季の「恋とか楽しいことはおしまい。」

「もう十分！余っちゃうくらい！」

というセリフから、今までの大学時代の

夏との思い出や津野との恋愛の思い出を

胸にしまって生きていこうという

水季の気持ちが伝わってくる気がします。

おわりに。

こういう特別編って普通本編が終わってから公開されるのかな

と思いますが目黒君の体調不良のこともあってか

本編の途中で視聴することになりましたが、

なんとなく視聴者の津野君の見方も変わってくるのでは！？

な内容だったと思います！

切ない内容だったけど見れて良かった二人のラブストーリでした！